円満退職してボーナスを満額もらうタイミング!欲張りな20代へ

「円満退職してボーナスも貰う」、そんな欲張りな20代は多いですよね。

「円満退職をして転職したい。でも、ボーナスもキッチリ満額もらいたい。」と思うのは当たり前のことです。

「ボーナスもらわず退職」なんてもったいないですから。

円満退職して、しかもボーナスを満額もらうためには、ちょっとしたコツが必要になります。

ただ、あまりボーナスにこだわり過ぎると、目の前の大きなチャンスを逃すこともあるので、注意が必要です。

円満退職でボーナスをもらいたい20代は就業規則を確認

円満退職でボーナスをもらいたい20代は、まずはボーナス支給に関する決まりを就業規則で確認しておく必要があります。

  1. ボーナス支給日に在籍していれば、ボーナスをもらえることが多い
  2. ボーナス支給日前に退職することがわかると、ボーナスが減額されることも

ボーナス支給日に在籍していれば、ボーナスをもらえることが多い

円満退職でボーナスを満額もらうために、ボーナスをもらうための条件を確認しておかなくてはいけません。

ボーナスは夏(6~7月)と冬(12月)の2回支給されることが多いです。

そして、ボーナスをもらえるかどうかは、ボーナス支給日に在籍をしているかどうかで決まるのが一般的です。

その会社にボーナス支給日に在籍していれば、ボーナスがもらえるのであれば、ボーナス支給日が退職するまでの有給消化中だったとしても、ボーナスはもらえるということになります。

ボーナス支給日前に退職することがわかると、ボーナスが減額されることも

「それなら、ボーナス支給日を退職日にすれば、ボーナスをもらってそのまま退職できてお得じゃん!」と思うかもしれませんが、そう甘くはありません。

会社によっては、ボーナス支給日前に退職することがわかると、ボーナスを満額支給せずに、2割程度は減額されてしまうこともあります。

ボーナスは労働基準法によって規定されているものではなく、企業独自の規定が許されているものですから、退職する人にはボーナスを減額するという規定を作っても、何の問題もないんです。

だから、ボーナス前に退職届を出すと減額される可能性があるかどうかは、就業規則でチェックしておかなければいけません。

円満退職でボーナスを満額もらうには退職を申し出るタイミングが重要

円満退職でボーナスを満額もらうためには、退職を申し出るタイミングが重要になります。

先ほども言いましたが、ボーナス前に退職届を出すと、就業規則によってはボーナスが減額されることもあります。

また、退職する場合にボーナスが減額されるという規定がなくても、ボーナスをもらってからすぐに退職すると、「ボーナスを返せ!」と上司から言われるなど、円満退職できなくなることもあります。

さらにボーナスは基本給の〇ヶ月分というだけでなく、個人評価が大きくかかわり、ボーナスに関する上司の裁量権が大きい場合、ボーナス前に退職届を出すと、あなたの退職を良く思わない上司が、ボーナスを大幅にカットする可能性もありますよね。

だから、円満退職でボーナスを満額もらうためには、退職を申し出るタイミングが重要になります。

円満退職でボーナスを満額もらうためには、ボーナス前に退職届を出すのは厳禁なんです。

円満退職でボーナスを満額もらうための20代の転職スケジュール

円満退職でボーナスを満額もらうための20代の転職スケジュールを考えていきましょう。

ボーナスをもらってから退職するためには、ボーナス支給日に在籍している必要があります。

ということは、退職届を出すタイミングはボーナスをもらってからになります。

ただ、ボーナス支給日の次の日に退職届を出すと、「ボーナスをもらってから退職する」という狙いが見え見えで、「退職するならボーナスを返せ!」と言われるのがオチです。

だから、ボーナス支給日の10日~2週間後に退職届を出すようにしましょう。

そして、そこから仕事の引継ぎをしなければいけませんので、退職は退職届を提出してからさらに1ヶ月後になります。

つまり、円満退職でボーナスを満額もらうためには、ボーナス支給日から約1ヶ月半後に退職することになります。

6月にボーナスが支給される場合は、6月末に退職するのは難しいですね。

退職は7月中旬もしくは末日で退職するのが現実的です。

そして、転職するタイミングについてですが、転職の場合は内定をもらってから1ヶ月程度で入職することになりますので、面接はボーナス支給日前後に受けるようにスケジュールを組むと良いですね。

例えば、12月上旬に冬のボーナスが出て、これを満額もらってから退職し、転職する場合には、次のようなスケジュールで転職・退職することになります。

  1. 11月中旬頃に求人に応募する
  2. 11月末~12月上旬に面接を受ける
  3. 12月上旬に冬のボーナスを満額もらう
  4. 12月20日前後に退職を申し出る
  5. 引継ぎをして1月中旬~末日に退職する

こうすれば、円満退職でき、ボーナスも満額もらうことができます。

円満退職でボーナスをもらうことにこだわりすぎるのも問題

円満退職してボーナスをもらいたいという気持ちはよくわかります。

でも、20代の場合、ボーナスは正直そこまで多くはないですよね。

数十万円という金額を「多くない」というのは間違っていますが、数十万円にこだわるあまり、大きなチャンスを逃す可能性もあることは知っておかなくてはいけません。

例えば、理想的な求人を見つけたのに、「今求人に応募してしまうと、タイミング的にボーナスもらえないからとか、満額もらえないし円満退職もできないから」という理由で求人の応募を見送っていると、その求人はほかの人に取られてしまいます。

目の前の数十万円を取るか、それとも将来性を取るか。

どちらを取るべきかは、それぞれの価値観によって違いますが、20代ならこれからまだまだ無限の未来が広がっています。

20代の場合、目の前の数十万円を取ることで、生涯年収に換算すると1000万円以上を損することもあります。

だから、円満退職でボーナスを満額もらうことも大切ですが、あまりそれにとらわれ過ぎて、目の前のチャンスを逃さないように気を付けてください。

円満退職でボーナスを満額もらいたい20代は転職エージェントを使おう!

円満退職でボーナスを満額もらいたい20代は、転職エージェントを使うことをおすすめします。

転職エージェントを使えば、ボーナスを満額もらってから円満退職して転職できるように、転職のスケジュールを組んでくれます。

また、円満退職するためのコツをアドバイスしてくれるんです。

だから、転職エージェントを使えば、円満退職できて、さらにボーナスを満額もらうことができ、転職活動もスムーズに進むんです。

執筆者情報

天職エージェント編集部
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