「小売から転職したいけど難しいかな?」
「新卒だけど小売の仕事を辞めたい。転職できる?」
小売から転職したい。
小売業を辞めたいと思っている人は多いと思います。
小売とはスーパーや百貨店、ホームセンター、ディスカウントストアなどの現場で販売をする仕事のことですね。
小売の仕事は、ブラックで辛いと言われています。
その証拠に厚生労働省の調査によると、小売業の新卒の離職率は大卒で38.6%、高卒で50.4%となっています。
立ち仕事で力仕事も多く体力的にキツイ。
クレーマーへの対応やバイト教育でストレスもある。
労働時間が長く、残業も多い。
平日休みで休みも少ない、連休も取れない。
店によっては深夜・早朝の勤務もある。
キャリアは店長止まりがほとんど。
こんなブラックな労働条件なら、辞めたいと思うのも当たり前ですよね。
小売業はしんどいし、キャリアの頭打ちも早いんです。
そして、ネット通販が全盛の今、小売業界は先細りですから、小売業の将来は不安です。
よほど将来を見据えた戦略を取っている企業でない限り、「事業縮小」や「倒産」がちらつく企業が多いでしょう。
小売から転職して、ブラックから脱出したいと思っているあなたのために、小売から転職する方法を説明していきます。
小売からの転職は20代なら余裕でできる!
小売から転職したいけれど、小売からの転職は難しいから諦めたほうが良いかもと思っている人は、もったいないです。
20代は小売から転職可能
だからです。
「でも、スーパーから転職するのは厳しいでしょ?小売りはつぶしが利かないから」
と思っている人も大丈夫。
スーパーの店員からデスクワークに転職することはできます。
確かに、スーパーなどの小売業は転職が難しいとされています。
小売は転職の武器となるようなスキルを身につけることができませんから。
でも、20代のあなたには「若さ」という武器があります。
これは、労働力不足が深刻な今の日本において、「20代」という武器は何物にも代えがたい最強の武器なんです。
30代になってしまうと、頭は固くなるし、以前の仕事・会社のやり方に固執してしまうので、企業にとっては面倒くさい存在になります。
でも、20代ならその企業の色に染めることができ、企業にとって有能な人材に育てることができるので、20代という若さはそれだけで大きな武器となるのです。
だから、その最強の武器を活かして転職すれば、小売から転職することは十分に可能です。
20代なら未経験の業種・職種への転職は可能ですから。
小売を辞めたい20代、小売から転職したい20代は、今のうちにサッサとブラックな小売業界に見切りをつけて、やりたい仕事・ホワイトな会社で働きましょう。
「でも、新卒で入社したばかりだから、今転職すると印象悪いかも…」
こんな心配をする必要はありません。
今転職せずに、いつ転職するのですか?
「若さ」という武器は、年齢が若ければ若いほど、役立つ武器です。
同じ20代でも23歳と29歳では、23歳の方が重宝されるのが転職市場です。
だから、方向転換するなら早いほうが良いです。
「もう少し働いてから転職しよう」
と考えて、ダラダラとブラックな小売の仕事を毎日辞めたいと思いながら続けていたら、
「気づいたら30代になっていた…」
ということになるかもしれません。
30代になると、さすがに小売からの転職は難しくなるので、ずっと小売で働かなくてはいけません。
もしくは、あまりのブラックな職場環境に心身がついていかず、
「うつ病になって働けなくなってしまった」
という最悪な事態になってしまい、転職どころの話ではなくなる可能性すらあります。
だから、新卒だろうと何だろうと関係ありません。
ブラックな小売を辞めたい、小売から転職したいと思っているなら、今すぐ転職すべきなのです。
小売から転職する時のポイント
小売から転職する時には、次の2つのポイントを徹底的に対策しておきましょう。
この2つのポイントを押さえておけば、小売からの転職を成功させることができます。
ブラック企業には絶対に引っかからない
小売から転職する時には、ブラック企業には絶対に引っかからないようにしましょう。
ブラック企業に引っかかってしまったら、たとえ小売から転職できても、
「ブラックすぎる。辞めたい…。前の小売りの方が良かったかも」
と転職を後悔することになります。
そして、またすぐに転職することになる。
20代という若さは転職する上で最強の武器ですが、短期間に転職を何度も繰り返していたら、その武器の威力はさすがに半減してきます。
だから、ブラック企業に引っかからずに、長く働けるホワイト企業に転職する必要があるのです。
「でも、ブラックかどうかなんて、入社前に見分けられないんじゃ?」
と思うかもしれませんが、ある程度は求人情報でチェックすることができます。
<求人情報でわかるブラック企業の特徴>
- 給与例の金額の幅が広い
- 「20代で幹部候補」
- 「夢」、「情熱」、「やる気」、「挑戦」などの精神面重視のワードを多用
- 年間休日110日以下
- みなし残業制
- 試用期間が長い
- 社員の平均年齢が若い
- いつも求人が出ている
これらのことをチェックすれば、ブラック企業に引っかかることなく、今度は長く働くことができます。
また、転職エージェントに登録して、キャリアアドバイザーにブラック企業かどうかを調べてもらうと、より安心ですよ。
志望動機と自己PRで採用を勝ち取る!
小売から転職するのは難しいとされているのは、小売は転職の武器となるスキルを持っていないと言われているからです。
だからスーパーの社員から転職するのは厳しいとされています。
でも、志望動機と自己PRをしっかり考えれば大丈夫!
志望動機と自己PRが採用の合否を分けるといっても過言ではありませんから。
転職する人は、まずは書類選考を突破しなければいけません。
履歴書と職務経歴書だけで、
「この人と会ってみたい。面接したい」
と思われなければいけないのです。
ハッキリ言いますね。
20代なんてみんな職歴なんて似たりよったり。
20代で人に誇れるようなスキルを持っている人なんて、ほんの一握り。
そして、そういう人は新卒で就職に成功し、エリート街道まっしぐら中です。
あなたが勝負する人は、特別なスキルを持っていないような就職に失敗した人たちです。
つまり、みんな横一列状態です。
職歴・スキルで差が出ないなら、履歴書と職務経歴書だけであなたを選んでもらうためには、志望動機と自己PRで差をつけるしかありません。
私は現役で転職エージェントをやっています。
志望動機や自己PRを一緒に考えて、履歴書や職務経歴書の添削も行っています。
自分でしっかり志望動機や自己PRを考えられる人は、とても少ないので、色々アドバイスをさせてもらいます。
そのアドバイスを基にしながら、自分の言葉で志望動機や自己PRを考えて、履歴書や職務経歴書をしっかり作れる人は、小売業で特別なスキルを持っていなくても、書類選考は突破することが多いですね。
逆に、志望動機や自己PRを面倒くさがってきちんと考えず、こちらのアドバイスを無視して(上から目線ですみません)、1~2行だけで終わらせて提出してくる人は、書類選考に通りません。
だから、とにかく志望動機と自己PRは大切なんです!
- 売上のためにしてきた工夫
- 人材育成(バイト)の経験
- 店舗運営の経験
- コミュニケーションスキル
これらが小売経験がある人の強みです。
これらを活かしながら、自己PRを考えましょう。
そして、異業種・異職種に転職する時は志望動機も大切です。
なぜ、その仕事をしたいか、なぜその会社を選んだかを明確にしておきましょう。
小売りから転職するなら、転職エージェントを使うべき!
小売から転職する時のポイントをまとめましたが、
「転職できるのは分かったけれど、志望動機や自己PRの自信がない…」
という人もいると思います。
「ブラック企業に引っかかったらどうしよう」
という不安を持っている人もいますよね。
そんな不安を解消するのが、転職エージェントです。
転職エージェントは、20代向けの好条件の求人をたくさん扱っています。
しかも、キャリアアドバイザーがブラック企業かどうかを徹底的に調べてくれるので、転職エージェントを使えば、ブラック企業に引っかかるリスクがなくなります。
そして、キャリアの棚卸しを一緒にしてくれて、志望動機や自己PRを一緒に考えてくれます。
履歴書や職務経歴書の添削や面接対策も丁寧に行ってくれるんです。
だから、ライバルを蹴落として、好条件の求人の採用を勝ち取ることができますよ。
転職エージェントはすべて無料で利用できます。
お金は一切かからないので安心です。
転職エージェントを使って、ブラックな小売から脱出して、ホワイトな企業に転職しましょう!
執筆者情報
- 天職エージェントは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。
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