未経験の職種へ転職したい20代の中には、「未経験の職種に転職できるのかな?」とか「未経験だと採用されないだろうな」のように不安や心配が出てきて、転職活動を始めることを躊躇している人が多いと思います。
でも、大丈夫です。
20代なら未経験の職種に転職することはできます。
ただ、4つのポイントを押さえて転職しないと、いつまで経っても採用されず、「やっぱり未経験の職種に転職するのは無理だったんだ」と無意味な後悔をすることになりかねないのです。
異業種・異職種への転職、つまり業種も職種も未経験だけど転職したい20代の人だけでなく、同業種・異職種という業界は同じだけど職種は未経験のところに転職したい20代の人もぜひ参考にしてください。
未経験の職種への転職は20代なら可能
未経験の職種への転職は20代なら可能です。
一般的には、未経験の職種への転職は25歳まで、未経験の業界への転職は29歳までと言われています。
でも、20代なら25歳を超えていても、未経験の職種への転職はギリギリ間に合います。
「もう28歳だから、未経験の職種は厳しいかも」と諦めたくなる気持ちもわかります。
でも、今諦めて、本当に後悔しませんか?
今諦めてしまったら、これから一生、あなたがやりたい職種に就くことはできなくなります。
ある意味、今が未経験の職種に就くためのラストチャンスなんです。
だから、ラストチャンスを逃さないように、今、転職を始めましょう!
未経験の職種に転職する20代が気を付けるべきこと
未経験の職種に転職する20代が気を付けるべきことは、4つあります。
「未経験」というマイナスポイントを補うためには、それを上回るアピールをしなければいけないのです。
未経験をというマイナスポイントを補うアピールをするためのポイントを押さえておきましょう。
- 未経験の職種についてしっかり調べる
- どうしてもやりたい仕事であることをアピールする
- 受け身の姿勢はNG!積極的な姿勢を見せる!
- 謙虚な姿勢を見せる
- 今(前)の職種の経験やスキルを活かす・つなげることが大切
未経験の職種についてしっかり調べる
まずは、転職したいと思っている未経験の職種について、しっかり調べておきましょう。
「未経験だからわからなくてもOK」とされるのは、新卒だけです。
未経験といえども、社会人経験があり、中途採用で転職するつもりなら、自分がやりたい仕事をしっかり調べておく必要があります。
採用担当者も「知っていて当たり前」と思って、面接で専門的なことを聞かれる可能性もあります。
また、未経験でもしっかり調べて、あらかじめ知識を身につけておくことで、仕事への熱意をアピールすることもできます。
そして、未経験の職種について詳しく調べておくことで、転職後のミスマッチを未然に防ぐというメリットもあるのです。
もし、あなたが業種も職種も違う異業種・異職種への転職を考えているなら、未経験の職種だけでなく、業種についても調べておかなくてはいけません。
どうしてもやりたい仕事であることをアピールする
未経験の職種に転職したい20代は、その職種が「どうしてもやりたい仕事である」と熱意をもってアピールしましょう。
「どうしてもその仕事がやりたい」という志望動機にしないと、未経験の職種に転職する志望動機としては弱く、採用担当者に「未経験の人をわざわざ採用する必要はない」と思われます。
「前の仕事が嫌だったから」とか「自分に合わなかったから」という理由では、「じゃあ、別にこの職種じゃなくて、違う職種でも良いよね」と思われたり、「この職種だって合わないかもしれない。この職種を舐めるな!」と思われる可能性があるんです。
だから、なぜその職種を選んだのか、なぜ未経験でもその職種に挑戦したいのかをしっかりアピールして、採用担当者を納得させられるような志望動機を用意しておくようにしましょう。
受け身の姿勢はNG!積極的な姿勢を見せる!
未経験の職種へ転職するなら、受け身の姿勢を見せるのは絶対にNGです。
積極的な姿勢で働くことをアピールしなければいけません。
新卒者なら、新入社員研修があって、一から手取り足取り仕事を教えてもらえます。
でも、未経験の20代といえども、中途採用者の場合は、受け身の姿勢で指導を待っているだけのような人材は求められていません。
自分から積極的に学び、早く戦力として活躍したいという熱意をアピールしなければいけないのです。
そして、そのために知識を身につけるための勉強、資格取得のための自己啓発に励んでいるなど、未経験を補うための準備をしていることをアピールしましょう。
謙虚な姿勢を見せる
未経験の職種に転職する場合、転職後は年下の先輩社員に指導を受けなければいけないことも多いです。
「年下の人に指導される」ということに拒否反応を示す人も多いですが、そういう姿勢では未経験の職種への転職はうまくいきません。
だから、謙虚な姿勢を見せて、20代半ばの年下の先輩社員や既存社員ともうまくやっていくつもりであることを見せる必要があるのです。
今(前)の職種の経験やスキルを活かす・つなげることが大切
未経験の職種に転職するなら、今(前)の職種の経験やスキルを活かす方法を考えましょう。
未経験の職種に転職するからといって、今(前)の職場での経験やスキルは全く関係ないというわけではありません。
違う職種でも、活かせるスキル・経験は必ずあるはずです。
そして、それをアピールできれば、その職種に適性があると思ってもらえますし、応用力が高い人材であると評価してもらえます。
たとえば、総務職から営業職へ転職したい場合は、
「現職(前職)では、各部署と密にコミュニケーションをとりながら意見を聞き、それを集約しながら最善の形に落とし込みながら仕事をしていました。
その時に培ったコミュニケーション力を活かして、顧客と密にコミュニケーションをとって、顧客のニーズを的確に把握しながら営業をしていきたいと思っております。
また、総務を仕事をする中で身につけた調整力で、顧客の意見を優先しつつも、双方納得できるような形で折り合いがつくポイントを見定めながら営業ができると考えております。」
このようにアピールをすれば、「今までの経験を無駄にすることなく、その経験を糧にして未経験の職種に活かす」というクレバーなところ、さらに未経験の職種への熱意を採用担当者に認めてもらうことができます。
職種は未経験だけど、同業種に転職する場合は、職種は違うけれど同業種にいたことで得た知識や経験などをどんどんアピールすると良いですね。
未経験の職種への転職をしたい20代は転職エージェントを使おう
未経験の職種へ転職したい20代は、転職エージェントを使うことをおすすめします。
20代が未経験の職種へ転職したい場合、「どうしても、その仕事がしたいから」という熱意が必要になりますが、正直なところ「前の職種が合わないから」のような理由で、未経験の職種に転職したい人もいますよね。
そういう場合、転職エージェントを使えば、未経験でも入りやすい業界・おすすめの職種などを転職エージェントが教えてくれますし、その職種向けの志望動機なども一緒に考えてくれます。
また、「どうしても、その仕事がしたいから」と思って、自分で「この職種が良い!」と決めている人にも、その職種におすすめの自己啓発の方法や今(前)の職種の経験・スキルを活かす方法などのアドバイスをしてくれるんです。
だから、20代で未経験の職種に転職するなら、転職エージェントを使うと、転職を成功させやすくなりますよ!
執筆者情報
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