「看護師は4週8休以上（週休2日以上）なら、お休みが多いほうでしょ？」
このように思って、4週8休以上の求人を探している看護師さんは多いと思います。
でも、4週8休以上の求人を選ぶ時には、いろいろと注意しないと、「あれ？思ったよりもお休みが少ない・・・」ということになりかねません。
看護師が4週8休以上の求人を選ぶ時の注意点6つを見ていきましょう。
これを読めば、あなたはお休み多めの職場で働くことができます。
目次
看護師の4週8休以上の求人探しの注意点①：年間休日数は？祝日はお休みか？
看護師が4週8休以上（週休2日以上）の求人を探す時には、年間休日数や祝日は含まれているかを確認しましょう。
「4週8休」と聞くと、「週休2日だから最低限の休日数は確保できているな」と思うかもしれません。
でも、「4週8休（週休2日以上）」の中には国民の祝日分は含まれていないことが多いです。
祝日を含まない4週8休の場合、年間休日数は104日になります。
祝日数は年間16日ありますので、4週8休＋祝日がお休みの場合、年間休日数は120日になります（土曜日に祝日が当たった場合は振替休日がないので、実際は少し減る可能性あり）。
年間休日104日と120日では、全然違いますよね。
だから、4週8休以上の求人を探す時には年間休日数や祝日はお休みかどうかを確認しましょう。
看護師の4週8休以上の求人探しの注意点②：夏季休暇・年末年始休暇はあるか？
看護師が4週8休以上（週休2日以上）の求人を探す時の注意点2つ目は、夏季休暇や年末年始休暇はあるかどうかです。
4週8休が確保できていて、週に2日お休みがあったとしても、連休がなかったら、あまり休んだ気はしません。
特に、3日以上の連休を取れなかったら、ゆっくりしたり、旅行に行ったりできませんよね。
だから、夏季休暇や年末年始休暇は何日あって、まとめて取れるのかどうか？長期連休は取れるのかどうかを確認しましょう。
看護師の4週8休以上の求人探しの注意点③：有給休暇は消化できるか？
看護師の4週8休以上（週休2日以上）の求人探しの注意点の3つ目は、有給休暇についてです。
4週8休が確保できていれば、有給休暇は消化できなくても良いかな？と思うかもしれません。
でも、有給休暇の取得は労働者の権利です。
4週8休＋有給を消化できたら、あなたのお休みはさらに増えて、プライベートが楽しくなるはずです。
だから、4週8休以上の求人を探す時には、有給を消化できるか？有給消化率はどのくらいかを確認しましょう。
2019年4月から5日間の有給消化が義務付けられていますので、義務の5日間以外に何日取得できるかを確認してください。
2019年からは義務化された5日間を夏季休暇に当てている病院・施設もありますので、そのあたりもしっかり調べておくと良いでしょう。
看護師の4週8休以上の求人探しの注意点④：そもそも休日はきちんと付与できているか？
看護師が4週8休以上（週休2日以上）の求人を探す注意点の4つ目は、そもそも休日をきちんと付与できているかどうかです。
4週8休以上（4週9休や4週10休も含め）や年間休日数が多い病院・施設の中には、人手不足のために、定められた休日をきちんともらえないところがあります。
例えば、病院・施設が定める年間休日数が120日（月10日の休み）だった場合、人手不足でシフトが回らないため、定められた休みをもらうことができず、1年間で108日しか休めなかった・月に9日の休みしか取れなかったということもあります。
シフト表では「休み」としながらも、「この日は人が足りないから出勤して」と師長に言われることもあります。
その場合、表向きは「4週8休」としていながらも、実際はもっとお休みが少ないことになりますので、公休をきちんと消化できているのかを確認したほうが安心です。
看護師の4週8休以上の求人探しの注意点⑤：希望休は取れるか
看護師が4週8休以上（週休2日以上）の求人を探す時には、希望休は取れるのかどうかを確認してください。
4週8休以上で休日数が多くても、あまり希望休が取れないなら、友達や家族との予定を合わせられないので、プライベートは充実しません。
仕事中心の生活になってしまいます。
希望休は月に何日希望を出すことができるのか？また、希望は通りやすいのか？希望休を出しやすい職場の雰囲気なのかを確認しておきましょう。
看護師の4週8休以上の求人探しの注意点⑥：その他の待遇面は？
看護師の4週8休以上（週休2日以上）の求人を探す時の注意点、最後はその他の待遇です。
あなたはお休みの日数に重点を置いて求人探しをしていますが、ほかの条件面もきちんと確認してください。
はっきり言えば「4週8休」というのは、それほど高待遇という条件ではありません。
むしろ最低条件と言えます。
だから、「4週8休以上」の求人を見つけて満足する必要はありません。
それ以外の待遇にもこだわってOKです。
転職後に後悔しないためにも、4週8休以上の条件以外にもこだわるようにしてください。
まとめ
看護師が4週8休以上（週休2日以上）の求人を探す時は、いろいろと注意しながら、詳しく調べるようにしましょう。
ただ、有給消化率や定められた休日数をきちんと付与されているのか、希望休を出せるのかなどは、自分では調べられません。
だから、看護師転職サイトを使いましょう。
看護師転職サイトなら、プロの担当者が4週8休以上の求人・年間休日数が多い求人をピックアップしてくれますし、有給消化率や公休の消化状況、希望休の通りやすさ・出しやすさなどを調べてくれます。
もちろん、ほかの待遇面も詳しく調べてくれますので、あなたの希望に合う職場に転職することができますよ！
執筆者情報
- 天職エージェントは、厚生労働大臣から転職サポート（有料職業紹介事業）の許可を受けた（許可番号13-ユ-314851）株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。
最新の投稿
- 2022年12月21日看護師看護師の残業10時間以下の求人は注意点がたくさん？残業少なく働く方法！
- 2022年10月3日看護師看護師が4週8休以上の求人を選ぶ時の注意点6つ！お休み多めで働ける！
- 2021年3月23日看護師馬が合わない先輩看護師から受けるストレス、我慢するしかないの？
- 2020年11月11日看護師看護師の先輩が私にだけ冷たい？その感情は解消できる！
