「福岡で転職したい!結構楽勝でしょ?」
「福岡は都会だから、ホワイト求人がたくさんあるだろう。転職も簡単にできそうだ」
あなたは、福岡での転職を考えているのですね。
そして、頭の中では
「福岡での転職は楽勝!」
と思っているけれど、心の奥底では
「福岡での転職は本当に大丈夫かな?失敗するかも…」
と不安を感じているのだと思います。
心のどこかで、
「福岡での転職、ヤバいかも」
と思っているから、この記事を読んでいるのだと思います。
あなたのその不安、間違っていません。
的を得ています。
福岡で転職に成功することはそんなに簡単なことではありません。
でも、転職エージェントの正しい選び方・使い方を知れば、福岡での成功に大きく一歩近づくことができます。
福岡で転職に失敗しないために、そして
「福岡で転職した良かった~!福岡大好き!」
と思えるために、福岡での転職に失敗した体験談を踏まえながら、転職エージェントの正しい選び方・使い方を学び、転職成功に必要な情報をインプットしていきましょう。
目次
福岡で転職に失敗した体験談
福岡で転職する人は、福岡で転職に失敗した人の体験談を知っておきましょう。
「失敗談よりも成功談の方が良いんじゃないの?」
と思うかもしれません。
でも、失敗した体験談を知っておくことで、
「こういう失敗があるから、これに気をつけよう」
「こうすれば、転職に失敗しないかも」
と失敗を回避するヒントを得られるのです。
男性・24歳
「九州の田舎から引っ越して、福岡で第二新卒として転職しました。事務職を希望していたのですが、なかなか良い求人がなくて、応募しても内定をもらえず、気づいたら天書国活動を始めてから3ヶ月経っていました。
貯金も底をついてきたので、諦めて営業職として転職しました。やったことない仕事で、口下手な僕には営業職のハードルは高いです。なかなか契約も取れず、ため息ばかりの毎日ですね。これなら、田舎でのんびり事務職をしていた方が良かったかもしれません」
女性・29歳
「旦那の転勤についてくる形で、関東から福岡に引っ越して転職しました。前職では美容業界の営業でしたが、福岡には同じような仕事の良い求人がなかったので、今回はIT営業の仕事を選びました。前職は営業でも女性が多かったのですが、今回は男性ばかりの職場で、上司からのパワハラ・セクハラまがいの発言は毎日あるし、契約が取れないと罵倒されるし。しかも、慣れない博多弁で言われるので、とても怖いんですよね。顧客からも「これだから女は…」と言われることもあるし。営業の仕事自体は嫌いじゃないですが、完全に会社選びを間違えたと思っています」
福岡の転職エージェントの選び方・使い方の前に知っておきたい福岡の基礎知識
福岡で転職に成功するためには、福岡の転職事情を知っておく必要があります。→転職エージェントの選び方・使い方を知っておく必要があります。
ただ、転職エージェントの選び方・使い方を知る前に、福岡の転職事情・求人事情の基礎知識を頭に入れておかないといけません。
福岡の転職事情を知っておけば、
「こういう業種・職種は良いかも」
「福岡のこの地域あたりで求人を探すか」
など、転職成功のためのヒントを得られるんです。
- 福岡の特徴
- 福岡の平均年収
- 福岡の求人倍率
- 福岡の求人情報
この4つの視点から、福岡の転職事情を紐解いていきましょう。
福岡の特徴
福岡市は、福岡県の県庁所在地であり、政令指定都市です。
人口:1,587,500人(815,892世帯)
福岡市は東京、横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市に次ぐ人口を持つ都市で、西日本では2番目の規模を誇り、九州最大の都市ですね。
福岡市に本社を置く有名企業には、次のようなものがあります
- TOTO
- 安川電機
- 九電工
- コスモス薬品
福岡市は卸売業とIT産業が盛んであるという特徴があります。
特に、近年はIT産業やクリエイティブ領域の企業立地に力を入れています。
スタートアップ企業やベンチャー企業の誘致にも重視していますし、アジア方面への玄関口という側面を持っているので、アジアの企業も積極的に誘致しています。
これを考えると、福岡市はビジネス面ではかなりのポテンシャルを持つ都市と言えるでしょう。
福岡の平均年収
福岡市の平均年収を見ていきましょう。
福岡市の平均年収の公式データはありませんが、課税対象所得のデータはありますので、そこから福岡市の平均年収を推測していきましょう。
- 福岡市の平均所得=3,364,000円
出典:市区町村別 人口・経済関係データ – 内閣府の(課税対象所得(納税義務者数一人当たり)のエクセルファイルより)
ここから年収を推計すると、次のようになります
- 福岡市の平均年収=約490万円
では、この福岡市の平均年収を福岡県と全国の平均年収と比べてみましょう。
- 全国平均年収=4,322,000円
- 福岡県平均年収=4,592,200円
出典:賃金構造基本統計調査 平成29年賃金構造基本統計調査 一般労働者 都道府県別 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
これを見るとわかりますが、福岡市は全国平均よりも50万円以上年収が高く、福岡県の平均と比べても約30万円も年収が高いのです。
福岡市で転職すると、高年収が狙える可能性が高いということですね。
福岡の求人倍率
続いて、福岡市の求人倍率をご紹介していきます。
まずは、全国と福岡県全体の有効求人倍率をご紹介します。
<平成31年3月の有効求人倍率>
全国 | 1.63 |
福岡県 | 1.61 |
出典:職業紹介-都道府県別有効求人倍率:主要労働統計指標|労働政策研究・研修機構(JILPT)
続いて、福岡市の地域別の有効求人倍率を見ていきましょう。
福岡市には4つのハローワークがあります。
福岡の地域別のハローワーク | 有効求人倍率 |
ハローワーク福岡中央(福岡市中央区、博多区、城南区、早良区、南区(那の川1~2丁目)、糟屋郡(志免町、須恵町、宇美町) | 2.57 |
ハローワーク福岡東(福岡市東区、宗像市、古賀市、福津市、糟屋郡(篠栗町、新宮町、久山町、粕屋町)) | 1.76 |
ハローワーク福岡南(福岡市南区(那の川1~2丁目を除く。)、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川市) | 1.13 |
ハローワーク福岡西(福岡市西区、糸島市) | 0.71 |
この4つのハローワークは、福岡市内だけを管轄しているわけではありませんが、参考にはなると思います。
この地域別の有効求人倍率をみると、福岡市の中央区や博多区あたりの地域だと有効求人倍率は高いですが、南区や西区は有効求人倍率が全国平均・福岡県平均未満になっています。
つまり、福岡市で転職するなら、ハローワーク福岡中央の管轄区域である中央区、博多区、城南区、早良区、南区で求人を探すと良いのです。
福岡の転職エージェントの求人情報
次は、福岡市の求人情報をご紹介します。
福岡市内にどんな職種・業種の求人があるのかを知っておくと、転職のヒントになるはずです。
転職エージェントの大手であるリクルートエージェントの求人から、福岡市の職種・業種の求人数を調べました。
比較対象のために、福岡県の求人数も調べています。
職種 | 公開(福岡市) | 非公開(福岡市) | 公開(福岡県) | 非公開(福岡県) |
営業・販売・カスタマーサービス | 263件 | 1,235件 | 731件 | 1782件 |
企画・マーケティング・経営 | 17件 | 104件 | 17件 | 125件 |
管理・事務 | 16件 | 152件 | 98件 | 238件 |
物流・購買・貿易・店舗開発 | 6件 | 21件 | 133件 | 357件 |
コンサルタント | 7件 | 164件 | 7件 | 191件 |
金融専門職 | 1件 | 24件 | 1件 | 27件 |
不動産専門職 | 10件 | 91件 | 14件 | 111件 |
クリエイティブ | 41件 | 233件 | 72件 | 372件 |
SE・ITエンジニア | 117件 | 842件 | 271件 | 1279件 |
エンジニア(設計・生産技術・品質管理) | 42件 | 166件 | 345件 | 777件 |
建築・土木・設備 | 58件 | 558件 | 107件 | 894件 |
医療・医薬・化粧品 | 1件 | 58件 | 1件 | 68件 |
その他(講師・調理師・介護など) | 6件 | 42件 | 56件 | 89件 |
業種 | 公開(福岡市) | 非公開(福岡市) | 公開(福岡県) | 非公開(福岡県) |
IT・通信業界 | 183件 | 1024件 | 267件 | 1299件 |
Web・インターネット業界 | 112件 | 723件 | 208件 | 830件 |
機械・電気業界 | 42件 | 246件 | 113件 | 839件 |
化学・素材業界 | 2件 | 36件 | 6件 | 195件 |
商社 | 36件 | 115件 | 79件 | 206件 |
物流・運輸業界 | 3件 | 11件 | 3件 | 46件 |
小売・卸売・サービス業界 | 116件 | 355件 | 396件 | 957件 |
旅行・エンタメ業界 | 9件 | 72件 | 9件 | 124件 |
マスコミ・広告業界 | 33件 | 373件 | 37件 | 391件 |
人材業界 | 75件 | 450件 | 458件 | 1158件 |
コンサルティング業界 | 39件 | 429件 | 45件 | 511件 |
金融・保険業界 | 22件 | 220件 | 24件 | 255件 |
不動産・建設業界 | 80件 | 789件 | 214件 | 1191件 |
医療・医薬業界 | 16件 | 160件 | 133件 | 304件 |
インフラ・官公庁・その他 | 6件 | 119件 | 99件 | 263件 |
これを見るとわかりますが、やはり福岡市は産業基盤であるIT・通信業界とWeb・インターネット業界、小売・卸売・サービス業界の求人が多いですね。
職種を見ると営業とSE・ITエンジニアが多くなっています。
転職エージェントを使っても解決しない福岡で転職するデメリット
転職エージェントを使って転職すると、転職に成功しやすくなります。
でも、転職エージェントは万能というわけではありません。
転職エージェントを使っても解決しない福岡のデメリットはあるんです。
まずはデメリットを知っておくことが、福岡で転職活動をした時に、
「こんなはずじゃなかった…」
ということ後悔やギャップをなくすことができます。
福岡では一部の職種・業種は求人が少ない
福岡は、一部の職種・業種では求人が少ないです。
具体的には物流・購買・貿易・店舗開発や金融専門職、不動産専門職、コンサルタントなどですね。
このデメリットは転職エージェントを使っても解決しません。
福岡の地域によっては求人が少ない
福岡市内でも、地域によって有効求人倍率はばらつきがあります。
福岡市西区では、有効求人倍率は1.0を下回っています。
ということは、福岡県西区周辺で転職しようと思っても、
「求人がない!」
「仕事が見つからない!」
ということになりかねないのです。
福岡は車がないと厳しいかも
福岡市のの中心部は交通の便が良いですが、少し中心部を離れると、車がないと不便ですね。
車がない人は、中心部に住むか、ある程度の不便は覚悟しておいた方が良いでしょう。
転職エージェントを使うとさらにアップする福岡で転職するメリット
福岡での転職は、次の3つのメリットがあります。
- 福岡は給料が高め
- 福岡の中心地なら求人が多い
- 福岡では一通りの職種・業種が揃っている
この3つのメリットは、転職エージェントを使うことでさらにアップするんです。
福岡は給料が高め→給料交渉でさらにアップする
福岡市の平均年収は全国平均を大きく上回っています。
転職エージェントを使えば、キャリアアドバイザーが給料交渉をしてくれるので、さらに年収をアップさせることができます。
給料は高すぎて困るということはありませんので、これは大きなメリットであり、重要な転職エージェントの効果ですね。
福岡の中心地なら求人が多い→求人を取りこぼさない
福岡市の中心部は、有効求人倍率が高いです。
有効求人倍率が高いということは、それだけホワイトな優良求人に出会える可能性も高いということですから、思わぬ好条件の求人を見つけられるかもしれません。
転職エージェントは福岡中心部のたくさんの求人を集めていて、それをデータベース化しています。
転職エージェントを使うと、ホワイトな優良求人を取りこぼすことはないんです。
福岡では一通りの職種・業種が揃っている→求人を取りこぼさない
福岡市は日本有数の大都市であり、九州の中心的な存在ですから、一通りの職種・業種が揃っています。
もちろん、デメリットでもお話したように、すべての職種・業種の求人数が豊富というわけではありません。
それでも、少ないながらも一通りの職種・業種はありますので、ほかの地方都市で転職するよりも、職種・業種の選択肢は広がります。
転職エージェントは幅広い職種・業種の求人をかき集めてデータベース化しているので、転職エージェントを使うことで、求人を取りこぼす心配がないんです。
福岡での転職エージェントの選び方は福岡に強いかどうか!
福岡で転職する時の転職エージェントの選び方を確認しておきましょう。
福岡での転職エージェントの選び方は、
福岡に強いかどうか
これに尽きます。
転職エージェントはたくさんありますよね。
転職エージェントの中には、
「福岡の求人もありますが、うちは基本的に首都圏中心なんです」
というところもあります。
福岡に強い転職エージェントでないと、扱っている福岡の求人数は少ないですし、キャリアアドバイザーも福岡の転職事情に疎いので、転職はうまくいきません。
福岡に強いかどうかは、次のことで判断しましょう。
- 福岡の求人をたくさん扱っているか
- 福岡に拠点があるか
この2つが福岡の転職エージェントの選び方のポイントです。
扱っている求人数が多ければ、転職の選択肢は増えて、あなたの理想に合った求人を見つけられる確率が上がります。
また、福岡に拠点を持つ転職エージェントなら、キャリアアドバイザーが福岡事情に詳しいですし、地元企業と信頼関係を築いてたり、太いパイプがあるので、転職に成功しやすくなるんです。
福岡での転職エージェントの使い方の6ステップ
福岡での転職エージェントの使い方を6ステップで説明していきます。
転職エージェントの正しい使い方を知ることで、転職エージェントを使いこなすことができて、福岡での転職成功にグッと近づくことができるんです。
ステップ1 3つの転職エージェントに登録する
福岡での転職エージェントの使い方、1つ目は以下の3つの転職エージェントに登録することです。
この3つの転職エージェントは、福岡の求人を多く扱っていますし、福岡に拠点を持っています。
3つとも業界最大手という点も信頼できますよね。
この3つの転職エージェントに登録しておけば、福岡の優良求人を取りこぼすことはないはずです。
ステップ2 福岡の転職フェアに参加する
福岡での転職エージェントを使い方、ステップ2は福岡の転職フェアに参加することです。
転職エージェントは、定期的に福岡で転職フェアを開催しています。
転職フェアには地元福岡の企業が多数参加していますし、実際に企業と接触できる良い機会ですから、参加する意義は大きいです。
「福岡にはこんな企業があったんだ。ノーマークだった」
という発見がありますし、企業の話を聞くことで、福岡で転職した後の具体的なイメージを持つことができますよ。
ステップ3 自己分析を行う
福岡で転職するなら、自己分析は欠かせません。
福岡は求人数が多いですし、一通りの職種・業種が揃っていますので、
- どんな仕事がしたいのか?
- 適職は何か?
- キャリアについてどう考えているか
これを考えておくことで、転職活動がスムーズに進むのです。
とはいっても、自分で自己分析を行うのは難しいですよね。
そんな時に頼りになるのが、転職エージェントのキャリアアドバイザーです。
キャリアアドバイザーは、あなたのキャリアの棚卸しを一緒にやってくれます。
だから、転職エージェントを使うと、客観的な視点を持ちながら、自己分析ができるのです。
ステップ4 求人を絞り込む
福岡での転職エージェントの使い方、ステップ4は求人を絞り込むことです。
自己分析を行ったことで、どんな職種・業種に転職するかが見えてきたと思います。
そうしたら、希望の職種・業種の中から、あなたの希望に合った求人を絞り込みましょう。
転職エージェントを使えば、キャリアアドバイザーがあなたの希望に合った求人を絞り込んでくれますよ。
これは、転職エージェントの基本的な使い方ですね。
ステップ5 志望動機・自己PRを考える
次は、志望動機と自己PRを考えましょう。
福岡市は求人数は多いですが、すべての求人が好条件と限ったわけではありません。
好条件の求人は、応募が殺到しますので、倍率が高くなるんです。
ライバルに差をつけて内定を勝ち取るためには、志望動機や自己PRをしっかりと考えておかなくてはいけません。
転職エージェントを使えば、プロのキャリアアドバイザーがあなたに合った志望動機や自己PRを考えてくれるんです。
転職エージェントは、このような使い方もできるんです。
ステップ6 面接対策を行う
福岡の転職エージェントの使い方、ステップ6は面接対策を行うことです。
志望動機や自己PRを考えて、履歴書を作り求人に応募したら、待っているのは面接です。
面接に合格しなければ、採用されません。
「でも、面接は自信がないよ・・・」
と思っているあなたも大丈夫です。
転職エージェントは、面接対策という使い方]もできるので、安心なんです。
キャリアアドバイザーが志望動機や自己PR以外の想定質問の回答を考えてくれたり、面接マナーのアドバイスをしてくれます。
模擬面接もしてくれますので、自信を持って面接に臨むことができますよ。
福岡で転職エージェントを使う効果は転職成功へ近づくこと!
福岡で転職エージェントを使う効果は、転職成功に大きく近づくことです。
転職エージェントの正しい選び方・使い方を知って、転職エージェントを使いこなせば、気づいた時には転職成功があなたの目の前にあるはずです。
ここで転職エージェントの効果を確認しておきましょう。
- 求人を絞り込んでくれる
- 自己分析を手伝ってくれる
- 志望動機や自己PRを一緒に考えてくれる
- 面接対策をしてくれる
これは先ほど説明しましたよね。
これ以外にも、
- 面接の日程調整をしてくれる
- 給料交渉をしてくれる
これらの効果もあるんです。
だから、福岡で転職するなら、転職エージェントを使いましょう。
そうすれば、福岡で転職に成功して、
転職して良かった~!
と心から思えるはずです。
転職エージェントは無料で利用できますので、気軽に登録しましょう。
執筆者情報
- 天職エージェントは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。
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