同職種に転職する20代は
「同業他社への転職は成功しやすいかな?」
「同職種に転職する時にはどうしたら良い?」
のように考えている人が多いと思います。
同職種に20代が転職する場合は、明確な志望動機が求められます。
そして、5つのポイントに気を付ければ、転職に成功しやすくなります!
同職種に転職することを甘く見ていると、不採用の連続で痛い目を見ることがありますので、しっかりとポイントを押さえて成功させるようにしましょう。
同業種・同職種に転職しようと思っている人はもちろん、異業種・同職種に転職するつもりの人も、ぜひ参考にしてくださいね。
もし、異業種の同職種への転職を考えている場合は、「20代の転職で不動産営業とIT営業間をオススメする3つの理由」も読んでみることをおすすめします。
同職種に転職する20代は明確な志望動機が求められる
同職種に転職する20代は、明確な志望動機を用意しないといけません。
「応募企業だからこそできることがある」、「この仕事は応募企業でないとできない」といった、「御社でないとダメなんです!」という志望動機です。
なぜなら、同職種に転職する20代は、採用担当者に「まだたいして仕事の実績も出していないのに、なんで同職種に転職するの?」と思われるからです。
20代はまだ仕事の実績を出せていないことが多いですよね。
それなのに、同職種に転職しようとすると、「何で転職するのか?今(前)の職場で何かやらかしたのか?」のように疑問を持たれやすくなります。
また、「給料が安いから」のような理由を志望動機にする人もいますが、同職種で、しかも20代で仕事の実績を出していないと、転職しても給料アップは見込めないですから、志望動機として成り立ちません。
だから、同職種に転職する20代は、採用担当者の疑問を一蹴できるくらいの「こういう仕事がしたい。今(前)の職場ではそれを実現するのは困難で、御社ならできる。だから、転職したい」という明確な志望動機を求められるのです。
また、同職種へ転職する場合、明確な志望動機を用意しておくと、それを退職理由にもつなげることができますので、「その企業だからできること」をきちんと探しておきましょう。
同職種に転職する20代が気を付けるべきポイント
同職種に20代が転職するには、明確な志望動機が必要になります。
そして、それ以外にも同職種に転職する時には、気を付けるべきポイントがあります。
- 応募企業が求める人材を把握する
- 短期間で戦力になれることをアピール
- 謙虚な姿勢は忘れずに
- 経営方針に馴染めることをアピール
- 培ったスキルを応募企業で活かすことが大切
応募企業が求める人材を把握する
まずは、応募企業が求める人材を把握しましょう。
同職種に転職すると言っても、20代はまだ仕事での実績を出していないので、職務能力で優れていることをアピールするのは難しいです。
だから、応募企業が求める人材はどんな人材なのかを把握し、そういう人材に近づくような努力をして、応募企業が求める人材になれることをアピールしなければいけません。
短期間で戦力になれることをアピール
次に、同職種に転職する20代は短期間で戦力になれることをアピールする必要もあります。
20代はまだ仕事での実績を出していませんので、実績でのアピールはできません。
でも、同職種に転職する20代は、ほかの転職者よりも優れていることがあります。
それは、短期間で戦力になれることです。
同業種・同職種に転職すれば、20代でも即戦力として働けます。
異業種・同職種に転職する場合も、業種は違うとしても、職種は同じで共通する部分は多いですから、新卒者や異職種からの転職組よりも短期間で戦力になることができますよね。
だから、短期間で戦力として働けることを自己PRすると、ほかの転職者に差をつけることができるんです。
謙虚な姿勢は忘れずに
同職種に転職する場合、面接などで専門用語を使って質問されたり、その職種や応募企業に対する意見・改善点などを聞かれることもあります。
このタイプの質問はチャンスであり、逆にマイナスポイントにもなり得るものなので注意が必要です。
なぜなら、同職種への転職といういうことで、ある程度は専門的な知識を用いて回答する必要がありますが、専門的に答えようとするあまりに、上から目線になってしまう可能性があるからです。
特に、20代は仕事の実績を出していないのに、「上から目線」と思われたら、不採用になる可能性が高いですよね。
だから、同職種に転職する場合は、その職種に対する専門的な知識はしっかり持ちつつも、「まだ仕事の実績は出していない20代」という謙虚な姿勢は忘れてはいけないのです。
経営方針に馴染めることをアピール
同職種に転職する20代は、転職先の経営方針に馴染めることをアピールすることも大切です。
採用担当者は20代の転職者に対して、まだまだこれから長く働いて、自社に貢献してもらわないといけないので、経営方針や社風に馴染めるかどうかも、採用するかどうかを決める重要なポイントになります。
だから、志望動機の中で経営方針に触れて、自分の目標とリンクする部分があると述べたりすると良いでしょう。
培ったスキルを応募企業で活かすことが大切
同職種へ転職する20代は、今(前)の職場で培ったスキルを応募企業で活かすことをアピールしてください。
いくら実績をまだ出していないといっても、今(前)の職場で学んだこと、身につけたスキルはありますよね。
それを同職種へ転職することで、どのように活かしていくのかを具体的にアピールすると、採用担当者は「すぐに戦力になってくれそうだ」と思いますので、採用が近づくんです。
同職種かつ同業種に転職する20代は競業避止義務に気を付けて
同職種に転職することは、特に禁止されていません。ただ、同業種で、しかも同職種に転職する場合は、気を付けなければいけないことがあります。
同職種とは、仕事の種類です。営業、経理、研究開発、人事、マーケティングなどですね。
そして、同業種の意味は建築、運輸、不動産、小売、情報通信などになります。
そして、同職種かつ同業種に転職する場合は、競業避止義務に注意しなければいけません。
基本的には憲法で職業選択の自由が保障されているので、同職種・同業種に転職しても問題ないのですが、その企業のノウハウがライバル企業に流出してしまったら、その企業は倒産の危機に瀕するかもしれません。
それを避けるために、競業避止義務を設けているいて、同業他社への転職を禁止している企業があるのです。
そして、同業他社に転職する時には、この競業避止義務に違反していないかを確認する必要があります。
就業規則に記載されていたり、入社時に誓約書や契約書を書いていたりすることがありますので、必ず競業避止義務がないかどうかは確認しておきましょう。
この義務があるのに、無視して同業他社の同職種に転職したことがばれると、損害賠償などを請求されるリスクがあります。
同職種に転職する20代は転職エージェントを利用しよう!
同職種に転職する20代は、転職エージェントを利用して、転職すると良いでしょう。
同職種への転職は明確な志望動機が求められますが、自分ではなかなか良い志望動機を思いつかないこともありますよね。
そのような時に、転職エージェントは志望動機を一緒に考えてくれますし、応募企業が求める人材とはどんな人材かを調べてくれたり、経営方針に馴染めることをアピールする方法や培ったスキルを活かせるアピール方法をアドバイスしてくれます。
だから、同職種への転職は転職エージェントを利用するとうまくいくのです!
執筆者情報
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